▽APECブルー
今年11月に北京市で行われたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開催期間中、北京の空気中の各種汚染物質の平均濃度はいずれも過去約5年間で最低を記録した。まれに見る北京の青空を、ネットユーザー達は「APECブルー」と読んだ。APECブルーの背景には、北京、河北省、天津市などで行われた自動車のナンバプレートの末尾が偶数か奇数かを基準にした走行規制や公共バスの70%以上の運休があり、生産を停止・制限した企業も数千社を数えた。APECブルーが「新常態」になることを人々は願っている。