北京市第3回全国経済国勢調査の結果が、本日正式に発表された。経済国勢調査によると、北京全市の2013年のR&D(研究開発)経費は2009年比で77.2%増の1185億元(1元は約19.18円)に達し、すべての経費に占める比率が6.1%で全国1位となった。また、文化・創意産業の9大分野のうち、芸術品取引、文化・芸術、観光・レジャー・娯楽の3分野の収入が高い増加率を示し、第2回全国経済国勢調査時よりそれぞれ7.3倍増・1.8倍増・1.4倍増となった。人民日報が伝えた。
これにより、北京市の発展方式がより集約化された。全市の2013年のGDP1万元当たりのエネルギー消費量は標準石炭ベースで0.415トンとなり、第2回調査時より23.7%減で全国上位となった。5年間のエネルギー消費量は年平均3.1%増で、8.8%の経済成長を支えた。
経済国勢調査の結果によると、北京市の経済はすでに次の3つの特徴を形成している。(1)経済発展における企業本部の地位が固められた。(2)産業モデルチェンジ・アップグレードに対する戦略的新興産業の牽引力が強化された。(3)重点業界の発展に対する6大ハイエンド産業機能区の貢献が顕著になった。
このほか、調整とモデルチェンジにより、北京市の経済の内部構造が改善され、電子商取引などの新興産業が注目点となった。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年12月22日