中印両軍は今年、一連の交流事業を実施した。国防部(国防省)の楊宇軍報道官は25日午後の定例記者会見で「今年は中印友好交流年であり、両軍上層部は絶えず交流を行った。来年中国側はインド側と共に、引き続き両軍交流・協力を強化する。現在双方は来年の両軍交流の具体的な事業について協議中だ」と表明した。
――今年中印両軍交流には多くの事があった。各レベルで交流を行うと同時に、実効支配線近くでいくつか摩擦も起きた。来年の中印両軍交流にはどのような事業があるか。来年の中印両軍交流の見通しは。
今年は中印友好交流年であり、両国の防衛当局と軍は一連の重要な交流事業を行った。両軍上層部は絶えず交流を行い、双方は防衛当局間協議や陸軍対テロ合同訓練を行った。隣接軍区や国境守備隊も友好交流を行い、国境地帯での遭遇事態も適切に処理し、中印国境地帯の平和と安寧を維持した。来年中国側はインド側と共に、引き続き両軍の対話、交流、協力を強化し、両軍関係が引き続き前向きに発展するよう後押しし続ける。特に両国政府間の「国境守備協力協定」をしっかりと実行し、国境地帯の平和と安定をしっかりと維持する必要がある。来年の両軍交流の具体的な事業については、現在双方が協議中だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年12月26日