中国科学院で昨夜、2014年に科学知識の普及を促進したネットニュースの発表会が開かれた。会場では今年最も影響力のあった10大ネットニュースが発表された。京華時報が伝えた。
今年の夏に流行した、筋萎縮性側索硬化症 (ALS) の支援を目的とする「アイスバケツチャレンジ」が入選した。アイスバケツチャレンジは、インターネットを通じ、直感的な交流方法により奇病を患う患者を支援する理念を伝え、高い効果を得た。このほか、「中国医学の脈診だけで妊娠しているかどうかを言い当てる」という挑戦も入選した。
北京市科学技術協会が同活動を主催。専門家、メディア、一般人を招き、投票により今年最も影響力のあった科学界のニュースを選出した。
1.月面ローバー「玉兎号」、微博(ウェイボー)につぶやきを投稿。
2.春節の帰省で「百度遷徙」(人口移動状況を報告するサイト)が活躍。
3.毎月の「科学デマランキング」が発表。
4.人民網が遺伝子組換えシンポジウムを生中継。
5.清華大学の学生が百度キーワードを更新。
6.物乞い風の院士がネット上で注目を集める。
7.アイスバケツチャレンジでALSの注目度が高まる。
8.科学者が微信(WeChat)で科学知識を宣伝。
9. 「中国医学の脈診だけで妊娠しているかどうかを言い当てる」という挑戦。
10.SF映画「インターステラー」、科学知識の普及を促進。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年12月26日