村上春樹氏はマラソンは文芸であり、一人での自分との対話だと語っている。別の日本人作家の三浦しをんにとってマラソンは情熱であり、青春の思い出でもある。
三浦しをんが6年かけて書いた小説「風が強く吹いている」が1月に中国に上陸する。同作品は日本の新世代の作家、三浦しをんの代表作の一つで、同国で長い歴史を持つ箱根駅伝をテーマに寛政大学の学生らが住むアパート「竹青荘」に住む10人がゼロから「箱根駅伝」を目指すストーリーだ。同作品は同名の映画にリメイクされている。
「これほど大変で苦しいのに、なぜマラソンをあきらめないのか?全身の細胞が強い風を受ける感じを求めているからだ」。作品中のこのセリフは三浦しをんが伝えたかったマラソンの真髄と言えるだろう。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年1月4日