2015年6月3日  
 

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人民網日本語版

日本の年賀状、伝統と気持ちを重視

 2015年01月07日10:42

日本のクリスマスムードが華美な電飾によって盛り上げられるのならば、日本の新年は多種多様な年賀状によって幕を開くと言える。

日本には伝統ある興味深い現象がある。高度に発達した情報化の時代において、日本には年賀状を送る習慣が残されているのだ。年賀状を送り合う他に、夏になると日本人は友人や親戚に暑中見舞いと呼ばれる季節的なはがきを送る。就職、転勤、卒業、結婚、葬式などでも、はがきにより気持ちを伝える。

日本で年賀状を送る習慣は、米軍の沖縄占領時に形成された。日本人は当時、毎年新年を迎えると海を隔てた沖縄人への思いを伝えるために、沖縄に大量のはがきを送った。これが現在も流行している、年賀状の始まりだ。21世紀の日本人は、元旦に1枚も年賀状が届かなければ、社会から見捨てられたようなものだと考えている。

日本のコンビニ、デパート、郵便局、書店などは、11月から年賀状の販売を開始し、12月上旬に販売のピークを迎える。あちこちにさまざまな年賀状が並べられ、地下鉄の入口やデパートの壁にはポスターが貼られる。この光景を見ると、まるではがきの中に埋もれたような感覚が生まれる。


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