カンタス航空の飛行機
航空会社の各種サービスをランキングするサイト「AirlineRatings.com」は6日、2015年版の安全な航空会社10社を発表し、トップは1951年から、航空機事故に伴う死者を出していないオーストラリアのカンタス航空だった。中国新聞社が報じた。
2位以下は、ニュージーランド航空、キャセイパシフィック航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、エミレーツ航空、エティハド航空、エバー航空、フィンエアー、ルフトハンザ・ドイツ航空、シンガポール航空だった。
同サイトは、449社を対象に調査し、アメリカ連邦航空局(FAA)や国際民間航空機関(ICAO)などの航空監督機関や各国政府の安全監査、航空会社の事故記録を基に、リストをまとめた。
同サイトは同時に、安全な格安航空会社(LCC)のベスト10も紹介し、アルファベット順にエアリンガス、アラスカ航空、アイスランド航空、ジェット スター航空、ジェットブルー航空、クルラ航空、モナーク航空、トーマス・クック航空、TUI 航空、ウェストジェット航空だった。昨年12月28日に墜落事故を起こしたエアアジアは、ランク入りしていない。
同サイトは、「多くの格安航空会社に比べると、ベスト10に入った格安航空会社は、国際航空運送協会(IATA)の厳しい運行安全審査をクリアし、良好な安全飛行記録がある」と評価している。