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高速鉄道寝台車の女性乗務員に厳しい条件

身長165cm以上、各種外国語が堪能

人民網日本語版 2015年01月09日13:24

乗客の乗車券を検札し、到着予定時刻をメモする「高姐」鄭文丹さん

鮮やかなローズ色のウール製コートと同色の帽子を身にまとう彼女らは、長身かつ美貌の持ち主ばかりである上、さまざまな外国語を自由に操る。彼女らは、列車の運行中、乗客にきめ細かいサービスを行うと同時に、乗客の安全を護る。厳しい訓練を受けた女性乗務員は、今や高速鉄道に無くてはならない「美しい光景」となっている。京華時報が報じた。

中国国内最高級の列車である高速鉄道寝台車が今月1日、初めて北京を出発した。時速250キロメートルのスピードで11時間疾走し、南部の大都市深センに到着した。このような最高級の高速鉄道列車に勤務する「乗務員」に対し、「寝台高姐(高速鉄道乗務員)」という新たな栄えある名が与えられた。

記者はこのほど、高速鉄道寝台車に乗車し、「寝台高姐」のひとり・鄭文丹さんの勤務ぶりを取材し、一段とグレードアップした高級サービスを目の当たりにした。

【学歴条件:「高姐」は専科大学卒以上】

従来の一般的な快速列車で勤務する乗務員の学歴は、全くまちまちで、全体的にそれほど高くはない。鄭さんによると、鉄道部門は、乗客サービスのレベルアップを目的として、「高姐」を選抜するにあたり、「学歴は専科大学卒業以上」というハードルを設けたという。学歴のみならず、各種業務を遂行するための技能についても、厳しいレベルが求められた。「高姐」は、鉄道旅客サービスに関する基本知識のほか、高速鉄道の乗客に最高レベルのサービスを提供するため、英語・日本語・フランス語・さらには手話などさまざまな言語をマスターしなければならない。


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