◆スマートデバイスと3D印刷の融合
3D印刷は駆け足で市場に進出していると言っても過言ではない。3年前、CESに出展した3Dプリンター製造メーカーは2社のみだったが、今年は30社弱に達した。3D印刷の急速な発展は、スマートデバイスの流行と直接関連している。
スマートデバイスと3D印刷の間には相互補完性があり、互いに業界を盛り上げていると言える。「3D印刷技術がなければ、スマートデバイスやウェアラブル技術が2014年の新興技術で首位を占めることはなかった」と言われているほどだ。これは3D印刷のおかげで、さまざまなウェアラブルデバイスの想像がすぐさま現実と化したからだ。今年のCESでデザイン・設計の賞を受賞したスマートキャップ「リーボック・チェックライト」が、これほど早く市場に流通したのは、3D印刷技術のおかげだ。このスマートキャップは試作段階で5種類以上の3D印刷技術を使用し、1500回の転倒実験を行い、ようやく発売された。
3D印刷の技術的進歩により、3D印刷の活用が人々の想像を上回る広がりを見せている。3D印刷は製造業に変革をもたらしており、多くの新サービス、新たな業界のチャンスを創造している。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年1月14日