2015年6月3日  
 

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年末ボーナスの格差が大きい理由は?

人民網日本語版 2015年01月16日10:02

春節(中国の旧正月。今年は2月19日)が近づいている。帰省切符を入手し、正月用品を準備する一方で、多くの人が首を長くして待っているのは、年末に支給される「ボーナス」だ。年末ボーナスを手にする日をどんなに待ち望んでいたことだろう!誰もが、小躍りしたい気持ちを抑え、ワクワク胸を高ぶらせながら、1年間の努力の結果が「年末ボーナス」に凝縮される日を、指折り数えて心待ちにしている。人民日報が伝えた。

年末ボーナスには多くの意味が込められているが、これに絡む議論も、以前からずっと活発に繰り広げられている。「年末ボーナスをもらえる人ともらえない人がいるのはどうして?」「他の人はたくさんもらっているのに、私のボーナスは少ないのはなぜ?」など、皆にとって関心が高い問題について、記者が取材した。

〇「支給する」「しない」は企業の胸算用ひとつ

年末ボーナスを支給する企業がある一方で、支給しない企業もある。中国政法大学社会法研究所の金英傑准教授は、次の通り説明した。

年末ボーナスは、賃金の一部ではあるが、かなり柔軟度が高い。一般的に、年末ボーナスを支給するか否かは、各企業が自主的に決めるものであり、法律で支給が強制されている訳ではない。また、年末ボーナスの支給形式や額についても、法律上の規定はなく、企業が完全に決定権を握っている。だが、雇用契約を取り交わす際に、年末ボーナスに関する内容が盛り込まれていた場合は、企業側は契約を履行しなければならない。企業が支給を延期する、あるいは契約に定められた額を支給せずに労働者が損害を被った場合、労働者は労働紛争を起こす権利を有する。

〇業界によってボーナス支給額に大きな差がある理由

年末ボーナスを支給するか否かは、企業が自主的に決められるが、年末ボーナスは、企業タイプや業界によってどのような違いがあるのだろうか?大まかな統計によると、2013年に年末ボーナスを支給した企業のうち、外資系企業の支給額が最も高かったが、具体的な額は、数万元から数千元まで、各企業によってさまざまだった。業界ごとのボーナス額にも差があり、金融・不動産業が最も高い。業界や企業の違いによって、ボーナス支給額はピンからキリまであるのが現状だ。


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