1992年、春晩に初出演した劉徳華。毛阿敏と遠隔デュエット
中国中央テレビ(CCTV)が19日、公式微博(ウェイボー)上で、未年「春晩」(春節を祝う中国の国民的年越し番組で、日本の紅白歌合戦に相当)の出演者リスト第一弾を発表したが、そのリストに「重量級スター」が追加された。劉徳華(アンディ・ラウ)と少年アイドルユニットTFBOYSも、来年の春晩の舞台に上がることになったという。劉徳華はまさに10年ぶりの春晩出演となる。
1990年代を代表する男性歌手「香港四天王」のうち、春晩出演回数は劉徳華が最も多く、郭富城(アーロン・クオック)と黎明(レオン・ライ)がそれに続き、張学友(ジャッキー・チュン)は一度も春晩の舞台に立ったことがなかった。1992年、劉徳華、張雨生(チャン・ユーシェン)、毛阿敏(マオ・アーミン)は、「心中常駐芳華」を合唱した。その時、劉徳華と張雨生は前もって録画したビデオによる出演で、会場で歌ったのは毛阿敏だけだった。会場で生では歌わなかったものの、これが劉徳華の春晩初出演となった。1995年の「忘情水」、1998年の毛寧(マオ・ニン)・張信哲(ジェフ・チャン)との「大中国」の合唱、1999年の「回家真好」、そして2005年の「恭喜発財」と、劉徳華は前後して5回、春晩の舞台に立った。今回の春晩は、彼が父親になって初めての出演となる。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年1月20日