国連は、正常な新生児の男女比率について、女児100人に対して男児102-107人としている。
中国政府が発表している「国家人口発展『第12次五カ年計画(2011-15年)』」では、「同期間中、新生児の男女比率を改善し、女児100人に対する男児の数を115人以下に抑えなければならない」としている。
同局の統計によると、新生児の男女比率は、11年には0.16ポイント減、12年には0.08ポイント減、13年には0.1ポイント減、14年には1.72ポイント減と、4年間で約0.5ポイント改善したと試算されている。女児100人に対する男児の数を115人以下に抑えるという目標を達成するために、15年は0.88ポイント改善しなければならない。
張翼氏は、「男児を好む伝統的な観念が未だに存在する。また、超音波検査を使った胎児の性別判定が未だに行われおり、政府が予想しているほど新生児の男女比率改善は進まない」と予想している。 (編集KN)
「人民網日本語版」2015年1月21日