同システムが使用するレーザーは不可視光線で、実際に操作する場合はレーザーが放出されたのを肉眼で確認できない。傍観者から見れば、無人機が飛行中に突如発火し、墜落したように見える。
◆今後は小型化・自動化
馬氏によると、同システムは現在も改良が続けられている。同システムは主にコンテナ大の2つの箱によって構築されているが、今後はすべてのシステムが1つの箱の中に収まるようになる。同システムはモジュール化、固定型・車載型に向かい発展することで、配備の機動性と自動化水準を大幅に高める。同社はさらに高射程かつ強力なシステムの開発に取り組んでいる。今後は単独・複数配備により、スマート化とネットワーク化を実現し、都市部の広い範囲や重要エリアに空の防御を提供し、国家の低空開放空域の安全を保障する。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年1月22日