150年の歴史を誇る包子(肉まん)専門の中華老字号の老舗「狗不理包子」が21日、オーストラリア最大のコーヒーチェーンストア「グロリア・ジーンズ・コーヒー」のブランドの中国市場における永久使用権を取得したと公表した。これで、狗不理が国際的なブランドの名前を使って中国市場で飲食店をさらに大々的に展開する基盤ができたことになる。 新華網が報じた。
狗不理の張彦森・董事長は、「中国のコーヒー市場の年間成長率は15%前後で、国際市場の2%を大きく上回っている。そのコーヒー市場に目を付け、この分野に進出することに踏み切った」と説明している。
グロリア・ジーンズ・コーヒーは1979年、グロリア・ジーンとエド・クヴェツコ夫妻により 米シカゴ郊外の一軒のギフトショップからスタート。1986年からフランチャイズ方式を開始し、現在はオーストラリアのインターナショナル社が全世界のフランチャイズマスターとして経営を行うなど、世界の5大コーヒーチェーンストアの1つとなっている。
狗不理は今後、提携やチェーンストア経営などのモデルを採用して市場を開拓し、今後5年で200店を開設する予定という。
同ニュースに、ネットユーザーからは、「肉まんとコーヒーでお願いします!午後の太陽を浴びながら、コーヒーを飲む。そして、肉まんを食べる。ユニークなシーンで、想像するとおもしろい!」と、斬新なコラボに目を丸めたコメントが寄せられている。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年1月23日