20日、銀座に訪れた中国人団体ツアー客
円安や中国人訪日観光ビザの発給条件緩和などの影響を受け、今年の春節期間に訪日した中国人観光客は大幅に増加した。受け入れ側の日本では、気前よくお金を使う中国人観光客を引き込むため、各企業がさまざまな春節販促イベントを実施するなど、熱い「春節商戦」が繰り広げられた。人民網が伝えた。
■中国人観光客の買い物 日本の家電製品が人気
旧暦の正月2日に当たる20日、数多くのブランドやショップが集まる東京有数の商業エリア・銀座では、ひっきりなしに中国人観光ツアー客を乗せた大型観光バスがやってきて、大勢の中国人が銀座付近で買い物や食事を楽しんでいた。同日12時ごろに銀座のある地点でとった統計によると、1時間で少なくとも5台の中国人観光客を乗せた大型観光バスが付近に停まった。免税店Laoxの銀座店では、店内で買い物をする中国人観光客の流れがまったく途切れなかった。Laox経営企画部のIR広報担当の沖江莉さんは、インタビューに応え、「19日に、銀座店で買い物をした中国人観光客は通常の2倍近くに上った。これ以前に買い物に来た中国人観光客は主に団体ツアー客で、いつもは毎日20ほどの団体ツアーが訪れるが、春節期間はおそらく2倍以上だった」と説明した。