重慶智成人材江北市場は26日、新卒生を対象とした合同企業面談会を実施した。企業側から出された「トンデモ質問」に直面し、大学を卒業したばかりの若者は、茫然として思わず答えに詰まってしまった。華竜網が報じた。
○履歴書そっちのけで家庭環境について質問
「ご家族について教えてもらえますか?ご両親の職業は?ご兄弟は何人?マイホームは用意してもらっていますか?」―庭園設計専攻の陳士貴さんは、自己紹介を始める前に、自分の家庭について詳しく話すよう求められた。
しばしの間茫然としてしまった陳さんだが、我に返り、しどろもどろながらも自分の家庭について話をし始めたが、心中ずっと悶々としたままだった。「まるで狐につままれたようだった。僕が設計した作品は要らなかった。僕の履歴書を一瞥だにせず、真っ先に家庭に関する説明をするよう求められた」と陳さんは振り返った。
面談会会場では、品質管理・検査測定学を専攻した新卒生の蒋さんも、家庭環境について質問された。蒋さんは、「人事担当者は僕に、家庭の状況に関する質問をしたほか、一人っ子かどうかも聞いてきた。このような質問をすることで、人事担当者が何を判断するのか、僕にはよく分からない」と話した。