2015年6月3日  
 

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人民網日本語版

外国人留学生が見る両会:私たちにも「中国の夢」がある

 2015年03月05日11:20

両会(政治協商会議、人民代表大会)は中国の政治生活の大事であるだけでなく、世界が中国をのぞく窓でもある。毎年この時が来ると、世界各地の人々が、両会から伝わる情報を通じて、中国の変化を感じ、中国の発展が世界にもたらすチャンスを知ろうとする。中国網はこのほど、外国人留学生の代表を招き、両会に対する彼らの見方を語ってもらった。

中国は大気汚染対策に成功するはず

中国の多くの都市で出現しているスモッグについて、ロシアの胡鳳蘭さんは、自分にとっては何の影響もないと語る。北京のような国際的な大都市が好きなので、スモッグがあるからといって北京を離れることはない。マレーシアの張倪珮さんはスモッグにはやはり気を遣っており、家族からはあまり外出しないでマスクをつけるように言われている。マスクはもう買ったが、付けてはいない。北京ではマスクを付けている人は少ないので、目立つのが嫌なのだ。アフガニスタンの李偉棋さんも外出の時にマスクを付けることはしない。自分だけ付けるのは恥ずかしい。韓国の趙安娜さんも付けない。付けても仕方がないと思うからだ。

胡鳳蘭さんは、環境汚染の問題は、国家の発展の過程で通らなければならないもので、改善は必要だが、ゆっくりと構える必要があると語る。「都市のすべての産業や工場をいっきに止めてしまうことはできない。こうした問題は徐々に解決がはかられており、私たちは気長に待っていればいい」。アフガニスタンの李偉棋さんも胡鳳蘭さんのこの見方に同意する。スモッグ問題の解決はすぐにできるものではない。米国やカナダ、日本など多くの国もスモッグは経験してきており、「中国は専門家を組織して彼らのスモッグ対策の経験を学習すべきだ」。

張倪珮さんは、今年の両会で、工場の排ガスを抑制するなど大気汚染を改善するための具体的な措置が出されることに期待している。


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