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中国の移植臓器の80%は自発的寄付

人民網日本語版 2015年03月12日16:09

 全国政治協商会議第12期全国委員会第3回会議の記者会見では11日午前、全国政治協商会議常務委員の朱維群と黄潔夫、委員の胡暁義と李彦宏、兪敏洪が招かれ、国民生活の改善や社会の調和・安定の促進などをめぐる問題について記者の質問に答えた。人民網が伝えた。

 教育・科学・文化・衛生・スポーツ委員会の副委員長と国家臓器提供・移植委員会の委員長を務める黄潔夫委員は、「死刑囚の臓器が提供されなくなると(提供臓器の)不足につながらないか」との質問に対し、中国が死刑囚の臓器使用を中止したのは、臓器不足の問題をむしろ解決するためだと強調した。中国では近年、人権事業が発展し、司法体制改革も進歩し、死刑の減少と慎重な利用の政策が取られている。臓器移植に死刑囚の臓器をあてにしていたのでは、中国の臓器移植事業は行き詰まる。死刑囚はますます減っている。2014年に臓器の自発的寄付が全国で普及してから、臓器移植に使われる臓器の80%は国民の自発的な提供によるものとなっている。

 黄委員によると、中国では今年年初から3月3日まで、臓器の寄付が381件あり、1000点近くの臓器が寄付され、前年同期比で2倍に増えた。中国の臓器移植事業は明るく、透明で、希望に満ちたものと言える。(編集MA)

 「人民網日本語版」2015年3月12日

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