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人情が薄い日本社会のイメージを打ち破る「シェアハウス」の流行  (2)

人民網日本語版 2015年03月17日08:53

東京都練馬区にあるシェアハウスは、完全に若者向けだ。このシェアハウスを運営する会社が打ち出しているコンセプト・理念は、「結婚のパートナーを探す」というもの。ここには全国各地から来た20数名の若い男女が住んでいる。仕事を探すために東京に出てきた人や、東京の大学を出た後、就職先が決まらない若者などが住んでいる。こういったシェアハウスでは、全員が情報や経験を交換できる。

あるシェアハウスは若者を再生させる場所にもなっている。近年、日本では、「引きこもり」の数がますます増えつつある。しかし、ずっと家に閉じこもり、仕事をしない引きこもりは、社会に溶け込むことができない。NPO法人グッド(good!)は、「引きこもり」の社会進出を支援するため、特殊なシェアハウスを提供している。リビングやキッチンの共用だけでなく、ベッドルームには二段ベッドが置かれ、「引きこもり」に、常に人と接する機会を提供している。

こういったシェアハウスには「引きこもり」だけでなく、中国人留学生などの外国人も暮らしている。外国人はこういった「引きこもり」から日本語や漫画の知識を学び、「引きこもり」も外国人と日本に対する新鮮な感覚を共有し、社会進出のための自信を深めていく。シェアハウスはこのように日本の若者が国際化ブームの流れに乗るための手段の一つになっている。(編集MZ)

「人民網日本語版」2015年3月17日        


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