業種別「睡眠の質」調査　最高は公務員、最低は2年連続メディア関係者 (3)

〇「よく眠れないと出費がかさむ」不眠の会社員は、月平均3212元損失

もし読者が、「睡眠時間を削れば削るほど、物質的な富を多く得られる」と考えているなら、それは間違いだ。中国の会社員の37.8％は、「夜間に良く眠れないため、昼間の仕事中に支障が生じる」と答えた。

平均的に見た場合、中国の会社員のうち、「夜間の睡眠不足が原因で、日中の仕事の効率が低下する」と答えた人は24.5%に上った。このうち、「勤務時間中、仕事がはかどらない時間は5割以上」とした人は14.9％を占めた。このような状況から、「不眠による経済コスト＝日給÷（1―不眠が原因で労働効率が下がる勤務時間の割合）―日給」という公式が成り立つ。中国の会社員1人につき、不眠により毎月3212元の給与損失が生じる計算となる。（編集KM）

「人民網日本語版」2015年3月18日