ヤフーは18日、北京グローバルR&Dセンターを閉鎖することを発表した。同センターの事業は、ヤフー本社を含むその他の部門に合併される。ヤフーは影響を受ける従業員への対応を公平・公正に行い、この時期を乗り越えるため協力すると表明した。南方日報が伝えた。
資料によると、同センターには国内外の350人の優秀な技術者がいる。ある従業員によると、ヤフー側からは賠償案が提示されているが、具体的な内容については決まっていないという。現在すでに賠償および数回に分けて離職してもらうことに関する一対一の交渉が開始されており、第1陣は今月末に退職となる予定だ。
同センターは2009年に設立された、米ヤフーが独自に経営する研究開発機関で、ヤフーのグローバル事業に対して、未来志向の革新技術、一流製品、卓越した開発の場を提供していた。同センターは主に本社に協力し、カスタマイズ化、広告、モバイル、クラウドコンピューティングなどの製品の研究を行っていた。ヤフー中国法人は2013年、8月19日よりメールサービスを終了し、ユーザーのメールボックスと関連する設定を全て削除すると発表した。さらに2013年9月1日には、検索・コミュニティサービスを停止し、アリババ・グループの公益事業の伝播に専念すると表明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年3月19日