第10回中日メディア関係者対話会議が上海で開催

第10回中日メディア関係者対話会議イベント会場

第10回中日メディア関係者対話会議が23日から24日にかけて上海で行われた。中共中央宣伝部副部長、国務院新聞弁公室副主任の崔玉英氏は同会議に出席しあいさつした。人民網が伝えた。

崔氏はあいさつで、「中日両国メディアは高度な戦略と長期的な視点から中日関係を見なければならない。違いを残しながら共通点を探り、共通認識を持つことに努め、両国関係の積極的な発展に役立つことを語り、両国の互恵関係や共同発展の成果をより反映させることで、中日両国の相互理解を促進し、双方の交流・協力を拡大し、中日両国関係の発展のチャンスをしっかりとつかみとり、中日関係の健全な発展などの分野でプラスのエネルギーを伝えることを推進していく」と語った。

第10回中日メディア関係者対話会議は国務院新聞弁公室と日本の日中メディア関係者対話会議実行委員会の共催で行われ、上海市政府新聞弁公室が後援している。2日間の会期中、中日両国のベテランジャーナリストや専門学者17人が「中日両国の関係改善において達成した4つの原則的共通認識」をめぐり、（1）相違を乗り越えるため、対話を通して問題を適切に処理することの重要な意義について（2）日増しに成長する地域と全世界の持続可能な経済発展の情勢のもと、中日間の経済協力を強化することで挑戦とチャンスを迎える（3）地域と国際的な挑戦に対し、中日メディアはどのようにコミュニケーションを取り、強調するべきか（4）中日の世論調査の結果や中日関係が及ぼす影響に対して、中日メディア関係者が取るべき態度」などの話題で率直な意見交換が行われた。

対話会議の会期中、中日メディア関係者は上海外国語大学新聞伝媒学院の教授や学生たちと座談会を行ったほか、中国共産党第1回全国代表大会跡を見学した。（編集MZ）

「人民網日本語版」2015年3月25日