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米シーワールドで心肺蘇生に成功した中国人医師が話題

人民網日本語版 2015年03月26日15:19

カリフォルニアのシーワールド・サンディエゴで、心臓発作で倒れた米国人を救護する中国人の画像がネット上で話題となり、「プラスのエネルギー」、「いい中国人」などの称賛が寄せられている。北京朝陽病院によると、同中国人はサンディエゴで研修中の同病院急診科の唐子人・副主任だ。人民日報が報じた。

唐氏は21日、微博(ウェイボー)に、「シーワールド・サンディエゴで遊んでいた時、10メートルほど離れた所に心臓発作で倒れた米国人を発見した。一人で10分ほど心臓マッサージを続け、AED(自動体外式除細動器)が到着して心臓が再び動き出した!シーワールドの管理者がとても感謝してくれ、処置で見られなかったクジラのショーを見られるように手配してくれた」と書き込んだ。同投稿には、当時の画像6枚もアップされている。うち、1枚には、白のズボンとブルーのパーカーを着た、白髪交じりの男性がしゃがんで心臓マッサージをしている様子が写っており、周囲には、AEDを運んで来たと思われる現地スタッフもいる。

朝陽病院は25日、同投稿が唐氏本人のものであることを認めた。同病院によると、アクシデントがあったのは2月22日で、唐氏は休暇を利用してシーワールド・サンディエゴに遊びに来ていた。

北京時間の今月26日、シーワールド・サンディエゴのメディア関連部門のシニア・ディレクターは取材に対して、「2月22日に、確かに当パーク内で来場者が突然倒れ、周囲にいた来場者がすぐに応急処置を取ってくれた。当パークは、救助に当たってくれた中国人の医師とその同行者に、感謝を示すため、食事を提供した」と明かした。


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