「私のことを愛してる?」これは恋愛において最も頻繁に出される質問であるが、将来的にはその答えがテクノロジーによって検証できるようになるかもしれない。国内外の科学者がこのほど行った研究によれば、脳が休息状態(具体的な指示がない状況)であっても、恋愛は人の脳に一定の影響を及ぼすという。新華網が伝えた。
同研究は2013年3月から1年11カ月間にわたって行われ、計100人の大学生の休息状態の脳をスキャンした。被験者のうち、約3分の1は熱愛中で、3分の1が恋愛に区切りをつけたばかりだった。残りの3分の1は交際相手がおらず、恋愛経験を持たなかった。
初歩的な研究結果によると、恋愛感情から影響を受ける脳の領域は12カ所に上る。研究者の張効初氏は、「恋人が目の前にいてもいなくても、恋愛の存在は、日常的・持続的に脳に影響を及ぼす」と説明した。