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「恋愛絶望」時代の日本ドラマ (3)

人民網日本語版 2015年04月02日09:16

現実の日本人の結婚観 「独身でも恥ずかしくない」

いつしか「人生に恋愛は不要だ」と考えるようになった“恋愛力ゼロで恋愛不適合者”の男女が、それぞれのやむにやまれぬ事情から結婚を目指すことになり、一切の恋愛感情を持たぬまま、日々つたないデートを積み重ねていく…。売れ残り男女は、日本でもここ数年増える一方だ。「売れ残り」現象によって晩婚化と少子化にいっそう拍車がかかり、日本人なら誰もが見過ごすことのできない社会問題になっている。日本内閣府が発表した2014年版「少子化社会対策白書」によると、日本人の平均初婚年齢はここ数十年間上昇の一途をたどっており、今では男性30.8歳、女性29.2歳となっている。統計データによると、日本における2010年の生涯未婚率は、男性が20.1%、女性が10.6%だった。また、25歳から39歳の年齢層の未婚率も上昇し続けている。年齢層をより細かく分けた場合、25歳―29歳の未婚率は男性71.8%・女性60.3%、30歳―34歳は男性47.3%・女性34.5%、35歳―39歳は男性35.6%・女性23.1%。日本の社会観念に変化が生じている。2000年以前の日本社会では、いい年になっても結婚しないことは、「恥ずかしいこと」で、周囲から「所帯さえ持てない半人前の人間」とバカにされないよう、早く身を固めた方が良いと考える人が多かった。また、終身雇用制だった当時、社員は、結婚して子供をもうけた後、やっと昇進できるというパターンが主流だった。だが、この数年、ほとんどの人が、「独身であっても別段恥ずかしくない」と考えるようになり、企業側も、「結婚」を昇進の条件として考慮に入れることもなくなった。


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智ちゃん   2015-04-04111.31.247.*
恋愛や結婚するかどうかはあくまで個人の自由だと思う。仕事を人生の生き甲斐にする人がいれば、いい結婚相手を見つけるのを目標する人もいる。なんと言っても価値観、人生観はそれぞれだ。他人に避難したり、馬鹿にされたりすることっていうのは他人が自分の意志を他人に押し付けるだけ。私はまだ20の大学三年生で、恋愛なんてしたことがない。それでもしたい気持ちがさらさらない。恋愛は何のため?結婚できるかどうかわからないながら、恋愛経験を積み続けるなんて時間と精力の無駄だと思う。ある人がいい思い出を作るためだというかもしれない。そういう思いでは時間の流れに到底変形してしまうんだろう。仕事だけ変わらぬこととして追求にたると思う。結婚は何のため?周りがうるさいからいっそ結婚しようっと、なんとばかばかしいことか。成り行きに天に任せろ。理想的な相手が出てくるまで努力し続け、自分のポテンシャルを掘り返したほうがいいじゃない?