2015年6月3日  
 

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<企画>桜は中国に起源があり、日本で発展した (2)

人民網日本語版 2015年04月03日15:22

専門家の考証によると、今から約2千年前の秦・漢時代に桜は宮中で栽培されるようになった。唐時代には個人の家の庭で栽培されるようになった。中唐の白居易の詩に、「亦知る 官舎は吾が宅に非ず、且く山桜を刪んで院を満たして栽える」(官舎は自分の家ではないけれど、とりあえず山桜を選んできて庭いっぱいに植えた)とあり、山から野生の桜を抜いてきて庭に植えて楽しんだことが描かれている。こうした文献資料からわかることは、中国には昔からカンヒザクラ、しだれ桜、山桜、八重桜などいろいろな種類の桜があったことだ。盛唐の頃には、宮中の回廊や軒先から庶民の住宅、農村まで、いたるところで満開の桜が見られた。当時は諸国からの使者が中国を訪れることが多く、日本の使者は建築、服飾、茶道、剣道などと一緒に桜の花をもちかえったとみられる。>>>詳細へ 

 桜の木、宋代に中国から日本へ

武漢大キャンパス林・環境サービスセンターの黄徳明・主任、中国科学院武漢植物園の専門家・張忠慧氏、東湖風景区磨山管理処の高級技術師・張艶芳氏、3人の専門家は「桜の起源は中国で、宋代(960-1279年)になってようやく日本に伝わった」と口を揃えた。

張忠慧氏は「日本国内でも権威ある桜の専門書『櫻大鑑』には、桜の原産は中国で、日本で名が知られるようになった、と明確に記されている。桜の最初の痕跡は現在のヒマラヤ山脈で、その後日本に渡り、独特の種の変化を遂げた。最初の桜は、山桜と野桜に代表される中国原産の桜。日本の桜の花はおおよそ中国の宋代の頃に栽培が始まり、当時も野生の中国の花だった。現地で代々改良栽培され進化した結果、現在の有名な日本の桜となった」と述べた。>>>詳細へ


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