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日本の「無縁社会」に思うこと 経済発展の意味は? (2)

人民網日本語版 2015年04月07日08:38

資料写真

日本社会はかつては儒教思想の影響を受け、義理や人情が文化を構成する要素になっていたが、このアジアで最も早く近代化を達成した国は、今や伝統的な家庭の崩壊と人情の希薄化という困った局面に陥り、無縁社会へと姿を変えつつある。日本政府は現状を打破しようと試みるが、努力は実を結んでいない。14年の衆議院議員総選挙では、介護が代表する社会問題が争点になった。日本紙「毎日新聞」は、「アベノミクスで潤う大都市の陰で超高齢化、無縁社会が進む」と報じた。

作家の雨宮処凛氏によると、第1次安倍内閣の発足から現在までの8年余りの間に、ワーキングプア、ネットカフェ難民、無縁社会、老後破産などの社会問題がますます深刻になった。現代社会は巨額の富を生み出し、新たな理念も生み出し、人々のライフスタイルを変えたが、高齢者の暮らしを支える基本的な問題は解決しなかった。今の日本では、出生率の低下と高齢化がますます深刻化し、人間関係がますます希薄化し、功利主義的になっている。経済発展と現代化の真の意味をもう一度考え直す時であることは確かだという。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年4月7日


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