路線バスというと、「混雑している」、「運行速度が遅い」、「古い車両」というイメージを抱いている人も少なくないだろう。しかし、アラブ首長国連邦の2大都市、ドバイとアブダビを結ぶための超高級「スーパーバス」を見れば、路線バスに対するイメージが根底から覆されるに違いない。広州日報が報じた。
スーパーカーのような「スーパーバス」をデザインしたのは、 Antonia Terzi氏で、お値段は1台当たり日本円で13億円以上。全長15メートル、幅2.5メートル、高さ1.65メートルで、座席は23人分あり、車体の両側にそれぞれ8つのガルウイング式ドアがついている。また、最高時速は255キロで、世界一速い路線バスだ。その能力をいかんなく発揮してもらおうと、現地政府は一般高速道路の隣に特別専用道路を建設し、ドバイとアブダビとの間の約120キロをわずか30分で結ぶ。普通の車両なら1時間以上かかる距離だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年4月8日