■アカデミー賞VSカンヌ国際映画祭受賞作品
「インサイド・ルーウィン・デイヴァス 名もなき男の歌」VS「グランド・ブダペスト・ホテル」
今年の北京国際映画祭は、さまざまな異なるタイプの映画の上映が行われるほか、芸術性や観賞価値の高い作品が比較的多く選ばれている。アカデミー賞受賞作品では、本年度の作品賞、監督賞を含む4部門を制覇した「バードマン」、美術賞など4部門を受賞した「グランド・ブダペスト・ホテル」、脚色賞を受賞した「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」が上映される。また、カンヌ国際映画祭の受賞作品では、2013年のグランプリ受賞作品でコーエン兄弟の「インサイド・ルーウィン・デイヴァス 名もなき男の歌」、2014年の最優秀脚本賞を受賞した「レヴァイアサン」、2014年の女優賞を受賞した「2日と1夜」が上映されるなど、これまでで最もアカデミー賞とカンヌ受賞作品との対決ムードが盛り上がる回となっている。