深セン地下鉄運営本部の職員・米雪さんは取材に対して、「事故発生当時、大勢の乗客が列車を待っていた。3両目と4両目の間にあるプラットホームから、突然叫び声が聞こえ、乗客が倒れていた。倒れた時、ちょうど清掃員が隣にいたため、トランシーバーで職員を呼ぼうとした。しかし、その数秒後に他の乗客がパニック状態になった」と当時の様子を語る。
監視カメラを見ると、事故発生当時は通勤時間帯のため、プラットホームは混雑していた。女性が倒れた時、周囲の乗客は冷静に対応しているものの、救援のための通路を開けるために後ろに下がったところ、他の乗客も後ろに下がり、急いで逃げ出す人や、叫びだす人が出て、状況が分からない乗客がパニック状態に。将棋倒しが起きた。その間約40秒だった。
米さんによると、事故発生後、駅は放送などを通して、乗客を誘導した。監視カメラを見ると、混乱した現場はすぐに落ち着きを取り戻している。パニックが起きてから収まるまでは2分以内だった。
倒れた女性は、警察の調べに対して、「朝食を抜いたため、血糖値が下がり、倒れた」と説明しているという。 (編集KN)
「人民網日本語版」2015年4月21日
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