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深センの駅で将棋倒し事故 12人が負傷

人民網日本語版 2015年04月21日14:56

広東省深セン市の地下鉄・蛇口線と環中線の乗り継ぎ駅「黄貝嶺駅」構内で20日午前8時半、乗客1人が低血糖症で倒れたため、周囲の人々がパニックになり、将棋倒しが起こり、12人が負傷、病院に運ばれる事故があった。 新華社が報じた。

専門家は今回の事故に関して、通勤ラッシュで混雑していたところに、パニックという要素が重なったと分析している。市民に対する緊急時の救援訓練や将棋倒しを未然に防ぐ防止策の構築が急務となっている。

乗客12人が負傷 床には靴などが散乱

同事故で負傷した李さん(女性)は当時の様子について、「大きな叫び声と共に、大勢の人が滝のように向かって来て、地面には靴や傘、メガネ、食品、かばんなどが散乱していた」と振り返る。

同じく負傷した唐さん(25、女性)は、深セン市羅湖人民病院に運ばれ、目の上には青あざができ、膝にも傷があり、脳震盪(のうしんとう)の恐れがあるため入院した。


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