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ネパールで救援活動に奮闘する中国の救援隊

人民網日本語版 2015年04月29日16:16

ネパールの政府当局者は28日、大地震の死者が5057人に達したことを明らかにした。また、関連当局が、被災者が660万人、倒壊した家屋が40万棟を超えたことを明らかにした。この緊急事態に、首都カトマンズで必死の救援に当たっている中国の救援隊が注目を集めている。

ネパール入りしている中国国家地震救援隊の責任者・陳代栄さんは28日、取材に対して、「今日の早朝1時半にカトマンズ入りし、朝7時半から救援を始めた。メンバー約30人と共に、カトマンズ北部の町で救援活動を展開している。5階建ての住宅ビルが損壊し、3階までがつぶれ、住民4人が埋まっている」と話した。

同隊のメンバーらは、危険が伴うにも関わらず、鉄骨を使って、傾いた建物に閉じ込められている住民の救出を試みている。また、救助犬を使って、がれきの下の生存者の捜索にも当たっている。同隊と共に行動している、ネパール特殊部隊の士官は、「中国の救援隊は経験豊富で、すばらしい仕事をしてくれる」と称賛している。

また、既に現地入りしていた中国国際救援隊も同日、被害が大きかったカトマンズ北部の地域で捜索活動を行った。今後は捜索地域をカトマンズの南部や周囲の地域に拡大する計画。医療隊のの劉海峰・隊長は、「我々は34時間休まずに活動し、生存者1人の救出にも成功した。34時間は、中国の国際救援においては最長記録。同隊の62人は地震発生の翌日にカトマンズ入りし、その後交代で活動を続けている。休憩はほとんどない。今回の救援は難しく、非常に危険。カトマンズは建物が密集しており、救助を展開する空間がないことも多い」と説明している。


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