■女性専用レストランで大口を開けて肉をほおばる日本人女性
日本社会では、女性に対する気配りや配慮が見られると同時に、日本の女性自身も生活の細部における自身のイメージを非常に重視している。例えば、公共の場で女性が食事にがっつくことは日本では絶対に許されない。そのため、女性専用レストランは他人の目を気にせず、大口を開けて肉を頬張り、大きなグラスに酒を注いで思う存分飲むことを渇望している数多くの女性客を惹きつけている。牛ステーキや焼肉、ビールをすべて口に入れても、食べ方が下品だと思われる心配はない。ビールを飲む時に、口紅が落ちることを心配する必要もない。人との会話の最中に吹き出して口の中の物が飛び散るのを恥ずかしく思うこともない。男性のグラスが空になっていたら、すぐにお酒を注ぎ足すという義務からも解放される。
また、ある女性専用レストランでは、お酒やご飯を食べ終えた後に、マッサージをしてリラックスできるリラックスルームを設けているところもある。こういった女性専用レストランのサービスが多くの女性の心を捉えた。
日本人の多くの女性は結婚後会社を辞め、専業主婦として家族の面倒を見る。一部の店では、主婦を対象とした女性専用サービスを打ち出すところもある。例えば、毎日午後2時から5時までは、女性のためのサービスとして、女性が好きなスイートやアフタヌーンティーを提供している。女性たちは夫が帰宅する前の時間を利用して、友人たちとのおしゃべりに興じながら、心行くまでお茶を飲み、思う存分生活を楽しむことができる。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年5月6日