「アメリカ式の家に住み、日本人の妻を持ち、そして中国人のコックに料理してもらう。これは人生の三大贅沢である」とは、台湾作家の林語堂氏の言葉だ。ある中国人男性は、日本人の女性と結婚してから、確かに一味違う幸福感を味わっているという。彼が国際結婚を通じて体感したことを、読者の皆さんと分かち合いたい。
私は長年日本で奮闘し、たくさんの苦労をしてきた。大学卒業後、日本のあるいい会社に就職することができた。入社当時、向かい側のデスクに座っていたのは同僚の高久美さん。可愛らしい彼女は中国語も少し話せるので、私たちの間に共通の話題は多かった。しばらくして、仲良しの私たちは恋人になった。
よく言われるように、一番幸せな生活というのは、日本人の妻を持ち、中国人のコックとイギリス人の執事を雇うことだ。イギリス人の執事なんてとても雇えないが、中国人のコックなら自分でも十分務まる。今どきの中国人男性なら、料理は朝飯前のようなもの。すでに一番幸せな生活の条件のうち2つを満たしているのだから、満足しなくては。半年後、高久美さんと結婚して、晴れて夫婦になった。
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