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中国軍将兵1088人がネパールの救援活動に参加

人民網日本語版 2015年05月07日16:25

中国人民解放軍総参謀部応急管理弁公室の鄭威波室長は6日、中国人民解放軍と武装警察部隊は同時に西蔵(チベット)自治区の震災救援活動とネパールの震災救援活動の2大救援活動に参加したことを明らかにした。人民日報が伝えた。

西蔵自治区では、成都軍区所属の武装警察部隊が近隣の部隊を統率して地震発生後直ちに西蔵自治区の震災救援活動を行った。部隊は主に、定日県、樟木県、吉隆県地域で救援活動を行い、工事作業隊や医療救援隊などの専門要員を救援活動に派遣し、人命救助を第一に活動した。現時点までで、西蔵自治区で救援活動に参加した軍や武装警察部隊は約6600人以上となる。900人からなる民兵の救援隊を動員し、ヘリコプター9機を出動するなどして、震災の犠牲者11人の遺体を発見し、1万2000人以上の被災者を救援した。また、避難所に避難させた被災者は約4万9000人、防疫措置を実施した地域は1100万平方メートルに及び、設置した救援用テントは5200張り以上に上る。西蔵自治区の救援活動の前線では数多くの人々を感動させる英雄的行動が起こっている。

中国人民解放軍は3回にわたって専門的な救援要員をネパールに派遣し、救援活動に当たらせている。第1陣は、50人以上からなる中国国際救援隊で、ネパールの首都カトマンズに派遣された。第2陣は4月27日に派遣された第14集団軍工兵団と成都軍区所属の医療分隊で、カトマンズで生存者の捜索活動と被災者の救援活動に当たった。第3陣は、5月3日に派遣された560人からなる14集団軍化学除染分隊と武装警察交通部隊だ。同時に、空軍のIl-76(イリューシン76)輸送機を出動し、救援物資を輸送させ、14集団軍のヘリコプター3機を出動して任務を遂行させたほか、前線の指揮調整チームを派遣し、ネパールにおける救援部隊の指揮調整の任務を担当させた。

現時点で、中国は将兵1088人を出動させ、生存者2人を救助し、被災者2900人以上を救助し、犠牲者18人の遺体を発見した。防疫措置を実施した地域は71万平方メートルで、27キロ離れた樟木県とカトマンズの間に道路を復旧し、408トンの救援物資を空輸した。(編集MZ)

「人民網日本語版」2015年5月7日

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