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西安市の高校生、車いす用ルーフキャリアを発明

人民網日本語版 2015年05月14日08:15

重さ50キロの黒いトランクを担ぐ変わった自動車が、多くの歩行者から注目された。喬焔鋒さんは、「これは私と息子が開発した、車いす用ルーフキャリア」と自慢げに紹介した。人民網が伝えた。

このルーフキャリアは重さ14キロの障害者専用車いすを収納できる。運転席で操作ボタンを押すと、ルーフキャリアが自動的に90度旋回し、車体の左側に移動し蓋を開く。収納されている車いすは、20−30秒をかけゆっくりと地面に下りる。固定に用いられるズックベルトを取り外すと、車いすが正常に使用できる。使用後にコントローラのボタンを押すと、ベルトが自動的にキャリア内に戻り、キャリアも自動的に元の位置に戻る。

喬さんによると、このルーフキャリアの開発者は、高校二年生の息子の喬子凡さんだ。「車を運転する車いす利用者が便利になればと思い、このルーフキャリアを作った」

2年間の改良とテストにより、親子は運転席のシガレットライターの電源を使うことで、ルーフキャリアの動力源を確保した。その後さらに1000回以上の昇降試験を行い、手作りのルーフキャリアが完成した。この新たな発明品は、雨や雪などの悪天候時のテストも順調にクリアした。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年5月14日

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