「メイド・イン・チャイナ2025」10大分野に重点 (3)

▽重点分野の大型集団による非預金類金融機関の設立を認可

――これからうち出される政策・措置にはどのようなものがあるか。

「メイド・イン・チャイナ2025年」は主に目下の差し迫った問題にソリューションを提供するものだ。たとえば財政分野では製造業の発展を安定的・持続的に支援し、財政資金をハイクラス設備、工業の基礎力、技術改良などの方面へ集中させることを明確にする。金融分野では製造業の重点分野に従事する大型集団が非預金類金融機関を設立することを認可し、商業銀行が顧客にきめ細やかに対応した貸出商品や金融サービスを提供すると同時に、中小企業発展基金を設立することを奨励する。人材の面では、一連の大学・大学院が技術応用型の高等教育機関へのモデル転換を果たすことを推進する。これらはすべて革新的な点だ。

私たちは「メイド・イン・チャイナ2025年」に関連して、およそ10件の行動プランと特定計画をうち出す予定で、すでに難点や重点的問題の抜き出し作業を終えた。今後は各行政部門が協力してプラン・計画を推進していく。（編集KS）

「人民網日本語版」2015年5月20日