◆豆製品、乳がんの原因に?
大豆に含まれる大豆イソフラボンは植物性のエストロゲンで、多くの人はこれが乳がんの原因になると心配している。実際には、植物性のエストロゲンと人の女性ホルモンは異なっている。研究結果によると、植物性のエストロゲンは、女性の体内のホルモンバランスを双方向に調節する力を持つ。女性ホルモンの分泌量が少ない場合、大豆イソフラボンはその分泌を促す効果を発揮する。逆に分泌量が多い場合、大豆イソフラボンはその分泌を抑える効果を発揮する。
多くの研究により、食用の豆製品によって乳がんになることはなく、むしろその罹患リスクを引き下げられることが明らかになっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年5月20日