日本の極右派・鈴木信行氏が19日、韓国の2つの元慰安婦被害者支援団体に対し、「慰安婦」を侮辱する少女像と「竹島(韓国語ではトクト=独島)は日本領土」と書かれた杭を郵送した。新華網が伝えた。
【小包を郵送】
韓国・聯合ニュースの報道によると、元慰安婦被害者支援団体「ナヌム(分かち合い)の家」は19日午後、海外小包を受領、発送人は「維新政党・新風 鈴木信行」となっていた。
小包に入っていた物品のひとつは、高さ約12センチの韓国の「元慰安婦」被害女性を侮辱するかのような歪んだ表情の少女像で、「元慰安婦」を侮辱するような言葉を書き連ねたメモが添えられていた。聯合ニュースは、「このミニ銅像は、韓国が2011年にソウルの日本大使館前に設置した「慰安婦」を象徴する少女像と酷似している」とコメントしている。
もう一つ、小包に入っていたのは、人差し指大の大きさで、表面に「竹島は日本の領土」と書かれた杭の模型だった。
同日、慰安婦支援団体「韓国挺身隊問題対策協議会」も、同じ中身の小包を受け取っていた。