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北京の全国統一大学入試試験、身分証明書忘れた場合「顔確認」

人民網日本語版 2015年05月24日11:02

北京教育考試院が21日、全国統一大学入試試験(通称「高考」)関連の会議を開催した。今年も受験生は身分証明書と受験票を持って試験会場に入場しなければならないもの、どちらかを忘れた場合、監視員が「顔」を確認して入場できることになった。その他、今年は、「答案用紙を汚したり破ったりした場合」について言及されておらず、受験生は答案用紙を破ったりしないよう特に注意しなければならない。京華時報が報じた。

今年、「試験場で偶発的なトラブルが発生した場合の処理方法」では、受験生が身分証明書、又は受験票を忘れた場合、監視員が顔を確認して入場させることができると規定された。例えば、身分証明書を忘れた場合、受験票の写真と比較して入場の可否が決められることになる。受験生は次の科目の試験の際に身分証明書を持ってこなければならない。

一方、偶発的なトラブルが発生した場合に関して、昨年は、「受験生が答案用紙を不注意で汚したり破ったりしてしまった場合、テストが始まる前なら、答案用紙の交換を求めることができるものの、テスト開始後である場合は、交換できない」と規定されていた。しかし、今年は、「答案用紙を汚したり破ったりした場合」には言及されておらず、「問題用紙と答案用紙を開封した後、足りなかったり、印刷に問題があったり、破れているなど使用できないことを発見し、その試験を調整することができない場合、用紙の交換を求めることができる」とのみ、規定されている。つまり、受験生は、答案用紙の扱いには特に注意しなければならず、問題が発生しても交換してもらえない。(編集KN)

「人民網日本語版」2015年5月24日

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