2015年6月3日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>経済

日本、1千億ドルのインフラ計画はAIIBの発展の邪魔にはならない (2)

人民網日本語版 2015年05月25日15:57

▽争い戦えば損失の方が大きい

安倍首相は「好きなようにする」ことができるが、資金は「勝手に動き回る」わけにはいかない。

日本の投資計画がアジア地域に与える影響を考えてみると、これがアジア市場の資金を増やすことにもっぱら力を注ぐなら、一連のアジア国家にとって経済的なメリットがあることは確かだ。だがAIIBと争おう、戦おうとするなら、得られる利益よりも損失の方が大きいという現実に直面することになる。

中国現代国際関係研究院世界経済研究所の陳鳳英所長は、「日本は今、アジアのインフラ建設というパイが非常に大きいことを知りながら、AIIBに加盟する機会を失った。そこで初めに考えることは、羊を失って柵を強化すること、方針決定の誤りを埋め合わせすることに違いない。実際、アジア市場は非常に大きなもので、日本が競争の意思をうちに秘めていることは当たり前のことだ。だがより大きなことはアジア市場自身がもつ吸引力だ。日本だけではなく、世界銀行を含むたくさんの機関や国が分け前にあずかろうと狙っている」と話す。

陳所長の分析によると、「中国やAIIBは日本の方向性を気にしすぎる必要はない。アジア経済というパイはますます大きくなっており、インフラ建設は爆発的に発展しつつあり、アジア市場は排他的な市場でもない。日本やアジア銀行が関与すれば、アジア経済により多くの資金調達プラットフォームを提供することになり、資金を必要とする国は資金調達コストを引き下げることができる」という。

▽相互に補い合う協力でイノベーションの発展を


【1】【2】【3】

関連記事

コメント

最新コメント

アクセスランキング