トヨタの中国法人・豊田汽車(中国)投資有限公司は27日、2015年6月26日から、「レクサスNX200」および「レクサスNX200t」の輸入車の一部を回収(リコール)することを明らかにした。14年12月18日から15年2月3日に製造された車が対象だ。トヨタの統計によると、大陸部の対象車は2801台に上るという。中国経済網が伝えた。
今回のリコールの対象車は、一部サプライヤーの製造過程に問題があり、アンチロックブレーキシステム(ABS)装置の一部の製造過程で、樹脂の異物が油圧制御装置のバルブ内に混入した可能性がある。ABSが作動した場合に、油圧制御装置の作動が遅れ、車両の安定性が低下する可能性があり、危険だという。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年5月28日