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自分の外見に最も劣等感抱いているのは日本人

人民網日本語版 2015年06月02日08:08

ドイツの市場調査機関GFK(Growth from Knowledge)は最近、「世界外見満足度調査」の結果を発表。調査対象者の過半数が、自分の外見に満足していた。うち、自分の外見に最も自信を持っていたのは、ラテンアメリカ人。一方、最も劣等感を抱いていたのは、日本人だった。中国人はその中間に位置していた。環球時報がドイツの週刊誌「フォークス」の記事を引用して報じた。

調査対象となったのは米国や中国、ドイツ、メキシコ、日本など22の国や地域の15歳以上の2万7000人。オンラインとオフラインで実施された。外見の満足度は、「非常に満足」、「比較的満足」、「満足もしていないが嫌いでもない」、「比較的不満」、「非常に不満」の5段階。調査対象者の55%が、自分の外見に満足していた。一方、不満との回答はわずか16%で、そのうち「非常に不満」との回答はわずか3%にとどまった。

年齢別に見ると、若い人のほうが、自分の外見に対する要求が高いようだ。調査では、15-19歳の回答者の16%が、自分の外見にあまり満足していなかったのに対し、20-59歳の同割合は12%だった。さらに、60歳以上になると、9%とさらに少なくなった。男女別に見ると、満足度にそれほど大きな差はなかった。しかし、ドイツを見ると、男性の66%が自分の外見に自信があったのに対し、女性は59%だった。

国別に見ると、自分の外見に対する満足度に大きな差が出た。うち、満足度が最も高かったのは情熱的なラテンアメリカ人。特に、メキシコ人は、「比較的満足」、「非常に満足」の割合が74%に達した。同割合が次に高かったのはトルコで、ブラジルとウクライナが3位につけている。

一方、自分の外見に最も満足していないのは日本人で、「比較的満足」、「非常に満足」との回答は26%にとどまった。次に同割合が低かったのは、韓国で34%。香港が38%で続いた。その他、オーストラリアや英国、スウェーデンなどの同割合も50%以下だった。中国大陸部を見ると、「非常に満足」が10%、「比較的満足」が44%、「満足もしていないが嫌いでもない」が32%、「比較的不満」が12%、「非常に不満」が1%だった。

専門家は、「外見に対する満足度は、国ごとの社会的心理を示している」と分析している。例えば、満足度の高い民族は一般的に楽観的な民族だ。同調査結果は、ファッションや化粧品業界、スキンケアメーカーにとって、参考価値がある。(編集KN)

「人民網日本語版」2015年6月2日 

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