〇肥満は小児高血圧の危険因子
米研究員は、「子供の肥満や高血圧は、さまざまな健康上のリスクを高める。肥満児童のうち約3割に高血圧の傾向が見られ、半数以上がコレステロール異常を抱えている。肥満児童の7割と高血圧児童の4割は、成人後の心血管疾患の罹患率がかなり高い」と述べた。
児童期の高血圧は、肥満、高コレステロール、長期におよぶ炭水化物の過剰摂取、「動かない」生活様式と非常に密接な関係がある。肥満(徳に腹部の肥満)は、子供が高血圧となる危険因子の一つである。
肥満と高血圧は、運動不足や「動かない」生活など、同じような環境下で発生する確率が高い。専門家は、「適度に運動をして、動かないままでいる時間を減らすことが、肥満や高血圧を寄せ付けないための有効な方法だ」とアドバイスしている。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年6月3日