【韓国人医師が中国で医療行為可能に】
韓国保健福祉部の統計によると、09年、韓国で治療を受けた中国人患者の数は4725人。しかし、14年には7万9千人になり、5年で約17倍に急増した。韓国で治療を受ける外国籍の患者に占める、中国人患者の割合も、09年の7.8%から、14年には29.8%に急上昇した。
中韓FTAでは、韓国の医師免許を持っている医師は、中国で短期間医療行為をすることができるようになると規定されている。その期間は半年から段階的に1年にまで伸ばされる計画だ。今後、美容整形をしたいと思っている中国人は、韓国に行かなくても、自国で手術を受けることができる。
【中国人の韓国の旅行社利用が可能に】
近年、韓国を訪問する中国人、中国を訪問する韓国人が増加している。中国の習近平・国家主席が14年7月に韓国を訪問した際、両国は15年を「中国観光年」、16年を「韓国観光年」にすることで合意した。また、16年の観光交流の規模を年間1000万人にする目標を掲げた。最新の統計によると、その目標は14年に前倒しで達成した。
報道によると、中韓FTAには、今後、中国人が韓国や第三国に旅行に行く際、韓国の旅行社を利用できるようになる規定も盛り込まれている。
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