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卒業シーズン到来 家賃が上がる前に動き出す卒業生 (2)

人民網日本語版 2015年06月05日14:15

▽「早めに借りる」が流れに 地下鉄駅近くが人気

5月以降、大学を卒業する人々が徐々に賃貸市場の主力になっている。

勁松エリアの仲介サービスマネージャーは、「これまでの顧客は借り換え需要が中心だったが、最近は大学を卒業する人が増えている。取り扱い地域は地下鉄10号線が走り、中国国際貿易センターや三元橋駅などの人が多く集まるビジネスエリアに通じているため、卒業生たちの間で人気が高まっている」と話す。

鏈家不動産市場研究部の李巧玲さんは、「5月の時点では繁忙期はまだ訪れていなかったが、市場は熱を帯び始め、需給のアンバランスが増大するようになった。宋家荘や芍薬居などの人気エリアでは、地下鉄駅に近い物件と顧客との比率が1対5にもなり、北京市全体の平均比率の1対2を大幅に上回った。ここからわかることは、交通が便利な人気エリアは需給のアンバランスが特に目立つということだ」と話す。

偉業我愛我家の胡景暉副総裁は、「ここ数年来、北京の不動産賃貸市場の価格は全体的に高めで、賃料高騰のピークを避けるため、卒業生の多くが賃料が比較的安い時期に前倒しで賃貸契約を結ぶようになっている。こうした特徴は昨年からみられるようになり、今年はよりはっきりしてきた」と話す。

また胡副総裁は、「夏休み前に学生が前倒しで市場に参入し賃料の高騰を避けるという状況は、ここ2年ほど市場に対する観察でみられるようになった。今後は市場の常態になる可能性がある」と話す。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年6月5日

 


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