世界保健機関(WHO)の外部組織、国際がん研究機関(IARC)は携帯電話を「ヒトへの発がんリスクの可能性あり」に分類し、神経膠腫との間に関連性を持つとした。WHOが携帯電話の電磁波の発がん性に言及したのはこれが初めてだ。人民日報が伝えた。
携帯電話の発がん性は「可能性あり」のレベルに留まっているが、WHOがこのように判断したことは、携帯電話とがんの間に一定の関連性があることを意味している。また少なくとも7カ国の医師・学者が論文の中で、携帯電話やそれに類似する低強度の電磁波が、DNA構造を破壊し変化させることで、がんが生じる可能性があると指摘している。
それでは携帯電話を使用する際に、その電磁波の影響を回避するにはどうすれば良いのだろうか?首都医科大学付属北京世紀壇病院の神経外科医は、次のように提案した。