大学受験の有名講師100人が7−8日、検索大手・百度の会議室に集まり、数百万人の受験生と同じく、最新の入試問題に取り掛かった。彼らが問題を解くのは、高得点を目指すためではない。942万人の受験生に、最新のオンライン点数予想アプリ「閃電」のサービスを提供するためだ。中国新聞網が伝えた。
百度がこのほどリリースした点数予想アプリ「閃電」を使えば、受験生は試験終了から3時間以内に気軽に自分の点数を調べることができる。受験生は試験の模範解答のほか、各科目・全科目の点数を調べることが可能だ。文章題の場合、アプリはベテラン教員の出題経験を想定し、採点基準を導き出す。受験生はこの基準を参考にし、各問題の点数を予想できる。アプリは利用者の入力内容と、スマートオンライン技術に基づき、調べたい科目の総合点を計算する。
同アプリの関係者は、「解答作成チームが招聘した有名講師は、いずれも有名高校の教員だ。そのうち多くの教員は大学入試問題を出題したことがあり、採点基準とその過程を熟知している。このほか、百度の人工知能・ビッグデータ解析能力、OCR認識、語義の分析、スマート検索などの先進技術により、入試問題の分析を行う。我々は過去の入試問題・答案・採点基準をモデルとし、今年の実際の問題と解答に基づき、問題の種類を自動的に識別し点数を導き出すことで、正確な点数計算を保証する」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年6月9日