米国のカウィシュさん(34、音訳)は中国に来る前は、マイアミなどでシェフとして10年働いていた。彼は理想の小籠包(ショーロンポー)を追い求めて、2013年12月から16カ月かけて上海の小籠包店52軒を食べ歩いた。評価の基準は皮の厚さやスープの量、具の重さなども含む。彼のこの研究が最近インターネットで人気を集めている。
カウィシュさんは、「この16カ月で7.243キログラムの小籠包を食べた。私のデータ集めは、電子秤で小籠包1個あたりの重さを測り、その上で分解してスープと具に分け、それぞれの重さも測って、最後にメジャーで皮の厚さを測るというプロセスで行った」と語った。
彼は次のような定量の公式を立てている。 [(具の重さ+スープの重さ)/皮の厚さ]×100で、小籠包の構造分数を計算している。「『皮が薄くてスープが多く、具が多くて新鮮』というのが上海人が小籠包の美味しさを評価する上での重要な基準だ。12ポイント以上を獲得した小籠包がA類、6.75ポイント以下がC類で、その両者の間がB類となる」。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年6月10日