◆自傷防止手袋
機能:どんなに動いても針が外れない
急診で送られてくる患者の症状は時に深刻で、点滴を打つ時に無意識のうちに傷口を触ってしまう患者もいるという。
急診の看護師である陸雯さんは、自傷防止手袋を思いついた。しかし既存の手袋は、ただの手袋にベッド固定用のベルトを組み合わせただけのものだ。患者の手は手袋の中で動かすことができ、針が患者の指から外れれば再び手袋を装着する必要があり、実に面倒だ。
そこで看護師は既存の自傷防止手袋の指の部分を切り、そこにチャックをつけ、手のひらの位置に硬い板をつけた。この板には、指を固定するための輪が取り付けられている。患者はこの輪に中指を通し、さらに手袋をベッドの柵に取り付ければ、どんなに動いても外れることはない。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年6月11日
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